罪とはなにか?罰とはなにか?そして、生きるとはなにか?
死とは?果たして、人間とはなにか?
解けぬ永遠の謎に対して、それでも人はそれぞれ、ひそやかに答えを求めようとしている。
精神科医が描き出す、心理小説集。
他に「手相と囚人」「新宿幾何学」を収……
- 発売日
- 2012年6月3日
- 価格
- 定価1,048円(本体価格998円)
- ページ数
- 228ページ
- 判型
- B6判
罪とはなにか?罰とはなにか?そして、生きるとはなにか?
死とは?果たして、人間とはなにか?
解けぬ永遠の謎に対して、それでも人はそれぞれ、ひそやかに答えを求めようとしている。
精神科医が描き出す、心理小説集。
他に「手相と囚人」「新宿幾何学」を収……
はみ出し親父のハチャメチャ人生
親父譲りかどうかは別として、私も自分は飲兵衛であると思っている。
だからといって、親父の真似をしてみろ、と言われたとしてもできる訳はない。が、真似するのは無理だとしても、彼が歩いたアブナイ道には、私を惹きつけてやまない何かを感じてしまうの……
突然男は目を覚ました。ここは東京。男は何者であるのか、何をしようとしているのか、さっぱり分からない。ただ、一つの言葉のつながりを除いては。
ミナミ……、1995……、サカタ……。
この言葉のみが、次第に暮れようとしている東京湾に、空しく響き渡る。
知夫と行子がこの男に関わり……
“奇才、只野馬骨の作品集?Tが待望の出版。iPS再生臓器で永遠の命を手に入れた人類の結末はいかに?
そして名古屋の夜の蝶のはかなくも楽しく、逞しい人生の物語。作品集2へとつながる馬骨タッチの二作品をお楽しみあれ。”
「人間は皆父母の子として誕生するが、祖父母にとっては孫であり、孫でない子は一人もいない」
この言葉を世界に通じる言葉として受け止め、武士の次男、三男に生まれた部屋住みの若者に光を当て、隠居達が汗を流す。
その陰で冴える水面流秘剣の技とは……
……
両親の離別により母親に育てられた伴子は、夫と行き違う中で娘の夭折、息子の巣立ちを経験し、自分の結婚も失敗だったと思っていた。そうした折、不治の病を患った殿村の闘病にかかわったことや、母を知っていたという木戸との出会いなどから、自分の生き方を顧みてゆく。
5章のみ、須藤という青年医師に視点が移ります……
ハドソン川の岸辺近くのベンチに座ると、どこからか音楽が聞こえてきた。
聖歌隊がゴスペル調でゆっくりと歌う「レット・ザ・リバー・ラン」
今、僕はこうしてアメリカという国へ来た……、そしてこの一年半と言う間、この国で様々なことを知り、体験した。失敗もあったし、多くの人々に、出……
昭和の時代、呪いがかかった船との航海を綴る。小説。
「運命の人に出会える香水」なるものをゲットした私。けれど、あけてみると無臭。
お見合いパーティに、その無臭の香水を持っていったのだけど…。
ブログで公開した30編ほか、書き下ろし、意味を理解すると怖い話を収録
オーストラリアのメルボルンを舞台に繰り広げられる人間ドラマ10篇。
アルコール中毒、暴力等の社会問題の渦中にいる主人公もいれば、家庭問題に悩む主人公もいる。
どうしようもない皮肉な運命に翻弄される主人公もいるが、ほとんどの主人公が自分なりの努力、あるいは周りの人の思いやりで問題を解決し……
父の知己の娘・澄子と引越し先で知り合う秀雄。やがて二人は婚約するが、澄子の父である牧師は突如世を去る。父の死の原因が自分にあると感じる彼女は、心の平安に救いを求め、秀雄とともに新たな戒律を探し始める。休暇を南国の地で愉しみ、夏の陽射しを浴びて精神の重しからすっかり解放される秀雄。それをよそに、澄子が告解の果て……
『愛しいリーベに』『我が千代よ』など六章からなるオムニバス形式の小説。
「愛しいリーベに
恋は楽しく愛は苦し
僕は彼女が好きだ
毅彦」
私の敬愛する男性の抽斗を開いていましたら、乱れ……
2012年12月、人類は本当に滅亡してしまうのか…そして、あの大惨事となった地下鉄サリン事件の真相とは。
異才のサラリーマン作家が描く、名古屋を舞台としたスリルとユーモアたっぷりのSF、サスペンス物2作を収録。
第二次大戦時の日獨軍事交流の中、ハプスブルク家の財宝が日本へ。
英国陸軍情報部と国際的組織がそれを追う。
隠された財宝はどこに?
行方を解く鍵は、日本古代史に潜んでいた。
陸、海、空に生きる人々のロマンと葛藤を描く。
“行為と結果の全ては、常に自分だけでしか受け止めることができない”
母の介護から、生きるということはそういうことだと香子は教えられた。
「今を生きるのに忙しい人々には限界がある」と真太朗は言う。
だが、介護という現実からは誰も逃れることはできない。
社会人になっ……
福岡の田舎出身で、東京勤務から大阪へ転勤になったサラリーマンが、毎日の仕事・クレーム・上司からの怒り等の日常生活に追われながら、職を失って行き場を失くしたホームレスの人達の姿に、明日の我が身を重ねるようになる。
そして、仕事の合間にも少しずつホームレスの人達に支援の手を差し伸べるが、個人でやる……
血も涙もない極悪非道な悪の代表格…。
悪人のイメージで語られる平清盛を、側近の平盛国の視点で描いた書。
史実を紐解き、そこから垣間見える通説とは異なる清盛の姿を解き明かす。
いろいろな世代、立場の人がそれぞれ悩み、苦しい気持ちを抱えている。近しい人の気持ちもよくわからないし、わかってもらえない。やっていることも上手くいかない。先が見えない。
それぞれが空しさを感じながらも、あるとき、見知らぬ人や、ほとんど関係のなかった人の一言や行動で、ふっと救われる瞬間が来る。……
将来の期待に胸を膨らませた大学生が、実社会で挫折する様を、「正義」、「友情」、「善良」、「恋愛」、「義侠心」、「親子の情」といった人間存在の基盤となる道徳的要素のすべてから冷たく見放されていく形で一旦素描し、その後ふたたび人間存在への懐疑から解き放たれ、失ったものを取り戻していく姿を、人間礼賛へと結びつけた壮……
最果ての楽園、西表島の砂浜に発見した無人のテント。
中には衝撃的な内容の置手紙とともに、悲しげな微笑を浮かべる美しい女性の似顔絵が残されていた。
さらにその女性と、テントの持ち主の男性とが交わした幾通もの手紙から、消えた二人の運命を思い描く…。
旅物語も恋愛小説も超えて、人……
おはなしの中の異世界はどこだって日本語が通じる。でも、それって小説のご都合主義じゃない?
本物の異世界には独自の言語と文化があるに違いない。アルファベットもなければ翻訳魔法もない。
――そんな世界がもし本当にあったとしたら?
『紫苑の書』は異世界で言語を……
昭和30年代、秋田県の山に囲まれた蔵と林檎の町
少女と知的障害を持つ女性との交流、感動の再会を、北国の美しい情景とともに綴る追想小説。
自分自身の美しき世界へと向かって 開かれて生きたい☆
と願う巡礼の純粋な祈り…
これこそまさしく愛 巡礼の旅の始まり…
自分自身の究極の深みと
究極の高みに向かって開かれる愛の始まり…
純粋な問い… 純粋な祈り… 純粋な愛… 内なる旅… 巡礼の旅 ……
謎の人妻と運命的な出会いをしたトラックドライバー。
三陽、名神、東名ハイウェーを走る花開く恋のゆくえは?
広島から静岡へ。
人生の再起と恋を乗せてハイウェーを突っ走る!
・三ヶ日みかんの里、可憐な白いみかんの花だけが味方なのか? ……
大人のための、文芸スイーツ
ゆっくり読書を楽しみたい人のための詩8篇と童話風物語4篇を収録。
真夜中の研究室で、不思議な実験がはじまる「研究室の思い出」
生涯にわたって謎の少女を追い続ける科学者の手記「ある学者の短い手記」
沼の……
野菜売場で三歳児に「おなす」と指差されたり、夜店で飼っていたカメと再会したり、地下鉄の車内で漫画を読んでいるとメイドに怒られたり、フリーマーケットでは忍者の格好をした子が蝉の抜け殻を売っている。
何の気なくブログに記し始めた夢想の憶え書きがたまっていたので加筆し文庫本に。一足踏みいれたらもしかした……
もし一世紀前の音楽家のワーグナーに喩えるなら、『未来の文学』。
零細企業に勤める秀平は、資本主義経済に翻弄される覚束ない経営者の下で、一つの恋、そして家族に支えられながら成長していく。その姿を、「私」、「わたし」、「俺」、「僕」、「あたし」、「わし」と云った一人称で登場する群像の語……
僅かな夫婦間の傷口から脱出した失業中の夫を探すため、煌びやかな放送界の才媛はその仕事から身を引こうと思った。
親や辱められた男たちに復讐を誓った少女は、カモにした巨漢の大きな優しい眼に勇気づけられ改心した。
明治の曙へ、龍馬の下僕となとなって働く19歳の相撲取りに誠を捧げる二人の娘。 ……
ナミの群れが空間をくねり始めたとき、ペインはようやく眠りからさめた。もちろん、ナミが糸状にうごめく前から、おきようと思えばおきることもできた。それは、腰のあたりに半透明のヤヤがいつものように漂っていたからだ。とは言え、ヤヤはイソギンチャクのように、ゆらゆらとへばりついていただけのことだから、彼をおこそうとして……
複雑化する現代人のこころの悩み。
それは翳りに沈む孤独の迷路。
そこに果して光は、出口はあるのか。
スクールカウンセラーの眼を通して独り彷徨う少女のこころに迫る。
明かされる真実、彼女の自我(こころ)の行方とは。
学校という小社会に、心理カウンセリン……
この物語は、関西の製鉄会社の機械部門に所属する一人のサラリーマン課長が辿った、実際にあった数奇な運命の物語である。
一介の事務職出身の営業担当課長が、何の専門知識も持たない半導体関連ベンチャー会社の社長に任命され、右も左も分らないまま、漫画の様な面白くもあり悲しくもある、波乱に満ちた体験をしながら……
直木賞作家藤田宜永氏推薦!
戦後の風雪に耐えて自動車整備業草創期を築き上げた、福井モータース創業者、荒木重男の人生を描いた伝記小説。
整備工から年商45億の車の大将にのし上がった男の苛烈な生きざまが、娘のペンによって赤裸々に明かされる。
「美しいとはきっと その行いの美しさなんだ」
不思議なわき水を飲んだアシナガバチのエミリーは、美しく長い足にぴったりだった真っ赤なハイヒールも、もう自分には必要ないものと受け入れ、明るさと強さと素直さで、襲いかかる困難に立ち向かう。その果てに彼らが学んだ「真の美しさ」を、読者のみなさんも味わって……
1980年、東京の周縁で生まれた「私」。
野球、バブル、21世紀テロ、就活、それから大航海時代へ…。
「失われた世代」が紡ぐ9つの冒険ストーリー。