- ジャンル
- 小説
- ISBN
- 978-4-86476-706-4
- ページ数
- 342ページ
- 判型
- 並製本 四六判
- 発売日
- 2019年6月15日
- 価格
- 定価1,650円(本体価格1,500円)
- 分類コード
- 0093
清學の士 長久保赤水 増補二版
信念を貫くことの大切さ 耐えることの美しさ
人間の本当の強さを 自らの生きざまで教えてくれる(本文97ページより)
農業に従事するかたわら、学問に励み水戸藩主の侍講にとりたてられた江戸中期の地理学者「長久保赤水」の一生涯を物語風に分かりやすく書き下ろした。
増補二版
「息子達への手紙」他を新たに追加
手紙だからこそわかる赤水の心の内
息子達に示した、学問の大切さ、学び続ける意味とは…
「百姓にとって、学問は田畑に寄生する病害虫だ!」
農民でありながら、藩主の侍講にまで出世するも、同郷の人々を救うため
命をかけて徳川御三家の水戸藩主に直訴。その心の内に秘めたものとは…
「百歳まで生きても、学問をせぬ者は生きているに値しない」
60歳侍講(藩主の家庭教師)となり、69歳で大日本史の地理志編集に従事
還暦を過ぎてからもなお、数々の偉業を成し遂げた赤水
その生き様を示すこの言葉は、真摯に学ぶことを忘れた現代日本人に、
学ぶこととは何かを問いかける一冊
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