- ジャンル
- ビジネス・情報・社会
- ISBN
- 978-4-434-26166-4
- ページ数
- 278ページ
- 判型
- 並製本 四六判
- 発売日
- 2019年7月26日
- 価格
- 定価1,320円(本体価格1,200円)
- 分類コード
- 0034
可能性のマネジメント
ダメ出しマネジメントからの脱却
・成果にこだわらないメンバー
・何度言ってもできないメンバー
・会議をやっても意見を言わないメンバー
・細かなミスがなくならないメンバー
・優しすぎていつも「すいません」というメンバー
・理由がわからないと動けないメンバー
・手段を目的と勘違いしてしまうメンバー
・定年前で意欲の薄いメンバー
・はっきり伝えると精神的につぶれてしまうメンバー
「業績が思うように伸びない」
「うちのチームは仕事ができないメンバーばかり……」
と嘆くマネージャーは多いのではないでしょうか。
そもそもマネジメントは、「その人」そのものをマネジメントするのではなく、
「その人の可能性」をマネジメントすること──、
そして、そのために重要なのは「その人とその人が見ている世界」を理解すること。
新発想のマネジメント実践メソッドで、
多くの企業に関わってきた人材育成コンサルティング会社Find-C(ファインド・シー)が、
実際に行なっているオリジナルの育成&実践手法を、大公開!
多くのマネジャー、特にプレイヤー時代に優秀であった人ほど、
”仕事ができない部下”=“まだ成長途中の部下”の状況や気持ちに思いを馳せることができず、
「なぜこんなに簡単なことができないのか」「なぜ自分が言う通りにできないのか」と感じ、
部下をつぶしてしまうことがあることは、多くの識者の指摘するところ。
そんなマネジャーに最も必要なことは「自分とは異なる他者の世界を理解する力」
とFind-Cの小高峯康行氏は指摘します。
Find-Cでは、他者を理解する力を養うためには、単なる「想像」を超えた「360度の想像力」
こそが有効な手法で、より具体的に想像することで
自分なりに他者への理解を深めるという理論とメソッドを開発。
本書で、そのすべてを公開します。
物語は、とある調理器メーカーの新任マネジャーの榎並が、
成果を出せない現状をどう打開するべきか、頭を悩ませているところから始まります。
榎並チームのメンバーは、「何度言ってもできない、細かなミスがなくならない遠山」
「はっきり言うと精神的につぶれてしまう平木」「理由がわからないと動けない須藤」
「定年前で意欲が薄い小林」「業績は高いが自分の考えを押し通す坂本」
「効率重視しすぎで正論でぶつかってくる河合」──という6人。
このメンバーは、実は行動心理学に基づいて分類されたティピカルな課題をもつ人、
つまりあなたのチームにもいる人々です。
本書は、新任マネジャーの榎並が、このチームメンバーに対し、
どのような「想像力」を駆使して関わればよいのか、
コンサルタントの大高の支援を得て、学び、成長していく姿が描かれています。
また、それぞれに解説が用意されているので、当事者として、
物語の主人公として思考し行動することができます。
実際にこの書籍のマネジメントに取り組めば、
わずか3か月で「うだつのあがらない部下」たちを
「優秀なメンバー」に変身させることも可能かもしれません!
また、巻末では、『なぜ部下とうまくいかないのか』の著者であり、
成人発達理論研究者の加藤洋平氏との特別対談
『自分とは異なる他者に、 いかにして成果を出してもらうのか』を掲載!
成人発達理論についての理解を深めることも可能にしています。
読むだけで、部下の可能性を引き出し、業績を伸ばす方法がわかる一冊です。
株式会社ファインド・シー 代表取締役
1969年生まれ、鹿児島県出身。1991年4月 に株式会社リクルート入社。5年間の営業を経て、組織人事コンサルティング室へ異動。プロジェクトマネジャーとしてコンサルティング活動を行う。1999年9月退社。2002年3月株式 会社ファインド・シーを設立。組織変革や営業のコンサルタントとして、また、研修 開発、講師として活動中。