- ジャンル
- エッセイ・ノンフィクション
- ISBN
- 978-4-434-21743-2
- ページ数
- 184ページ
- 判型
- 並製本 A5判
- 発売日
- 2016年4月10日
- 価格
- 定価1,100円(本体価格1,000円)
- 分類コード
- 0095
仏教の息づくセレンディップなスリランカ
退職後、CPI(教育文化交流推進委員会)のインドネシアの里子たちに会いに行く機会があった。
イスラム教の国であるが、子どもたちの向学心のある澄んだ瞳に惹かれた。どこの学校でも日本語を勉強していたが、彼らの熱意に対応できる環境がなかった。そんな子どもたちに日本語を教えてあげたいと真剣に考えたほど彼らの瞳が輝いていた。
この訪問が大きな刺激となり、私をスリンカへ向かわせたのだ。
スリランカを好きになったばかりでなく、憧れ恋し愛している人たちは大勢いる。そういう人たちが後程紹介するように数多くの本を出版している。理由は人それぞれであろうが、私が触れてほしい、知ってほしいと思うことは今まで誰も触れていない。それらのことは、私が主宰している「コスモス奨学金」の里親さんたちにも知ってほしいことである。そんなことを中心に書いてみたいと思う。
第一部では、訪問で出会えた子どもたちや大人たちを取り上げた。
第二部以降では、スリランカを旅する人たちの参考になる事項を書いた。ガイドブックにはない事項があるので、訪問を計画している方は目を通してほしい。
はじめにより抜粋。