- ジャンル
- 小説
- ISBN
- 978-4-434-20477-7
- ページ数
- 224ページ
- 判型
- 並製本 四六判
- 発売日
- 2015年6月12日
- 価格
- 定価1,210円(本体価格1,100円)
- 分類コード
- 0095
本音で語る「伊豆の踊子」
「伊豆の踊子」、九十年の真実が今明らかに!
川端康成の小説「伊豆の踊子」は、旧制高校の学生と旅芸人の踊子との淡い恋物語とも孤児根性脱却物語ともいわれている。
著者はこうした皮相的で紋切型の解釈に疑問を持ち、小説に語られた内容よりも行間に隠された語られなかった事実を丁寧に掘り起こすことを試みる。その結果、不都合な真実が次々と姿を現し、ついにこれまでとは全く違った「伊豆の踊子」像にたどり着く。
作者である川端康成はこの小説で いったい何を語りたかったのか? 発表以来90年の時を経て「伊豆の踊子」の真実が今明らかになる。
「伊豆の踊子」にホンネで迫るこれまでにない新感覚本。