- ジャンル
- ビジネス・情報・社会
- ISBN
- 978-4-434-19640-9
- ページ数
- 226ページ
- 判型
- 並製本 新書判
- 発売日
- 2014年9月20日
- 価格
- 定価770円(本体価格700円)
- 分類コード
- 2236
真の自己実現をめざして
仕事や成果にとらわれない自己実現の道
登山家であり、弁護士でもある著者が、ヒマラヤなどでの登山経験と弁護士としての経験から、人間の内面的価値の実現は、仕事上の成果や社会的成功と関係がないこと、自己実現が達成感、幸福感、生きる意欲をもたらすこと、それは能力や資産に関係なく誰でも可能であることを明らかにする。
自己実現を能力、努力、がんばりと結びつける「仕事中心社会」を否定し、格差社会の中で、真の自己実現のために何が必要かを説く。
目次
はじめに
第1章 なぜ自己実現が必要か
第2章 ありのままの自分とは何か
第3章 自己実現のために必要なこと
第4章 仕事と自己実現
第5章 結婚、夫婦と自己実現
第6章 親子と自己実現
第7章 能力、格差と自己実現
第8章 自己決定、自己責任と自己実現
第9章 社会と自己実現
あとがき
溝手康史(みぞて やすふみ)
1955年、広島県生まれ。東京大学法学部卒業。弁護士、民事・家事調停委員、国立登山研修所専門調査委員、日本山岳サーチ・アンド・レスキュー研究機構理事など。ポベーダ(7439m)、アクタシ(7016m、初登頂)などに登頂。フリーガ2峰(北極圏・バフィン島、初登攀)でのクライミングなど。著書等に、「登山の法律学」(東京新聞出版局)、「山の法律学」、「続山の法律学」(雑誌「岳人」・東京新聞出版局発行に連載)、「登山の法的責任」(日本旅行医学会学会誌第7号)、「登山道の管理責任」(日本山岳文化学会論集8号)、「ツアー登山の現状と問題点」(月刊国民生活No.36、国民生活センター)など。