- ジャンル
- ビジネス・情報・社会
- ISBN
- 978-4-434-14657-2
- ページ数
- 160ページ
- 判型
- 並製本 新書判
- 発売日
- 2010年7月1日
- 価格
- 定価1,320円(本体価格1,200円)
ウイグル人たちの涙
1949年から現在に至る中国独裁政権に鎮圧され続いているウイグル人たちの苦しみを語る
YUNUS YASEN 著
私たちは世界では決して少数民族ではないが、中国共産党に侵略されてから「少数民族」と呼ばれるようになった。20世紀の間、2度に渡って独立を宣伝したが、いずれも帝国主義者の妨害によって国を失い、悲惨な生活を強いられることとなってしまった。我々は中国共産党が世界に向けて宣伝しているような「テロリスト」でもなく、「民族分裂者」でもなく、「イスラム過激派」でもない。自分達の平和を手に入れるため、犠牲を払い続けている民族である。
東トルキスタン国民の生死を賭けた戦いは世界に今でもあまり知られてない。本書ではその60年間の戦いを時代ごとに説明し、世界に広くうったえて行きたい。
(まえがきより)