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書籍紹介

アイ!サラマッポ 上巻
フィリピン人介護者と生きて
寺本 一伸 著

ジャンル
エッセイ・ノンフィクション
ISBN
978-4-434-12203-3
ページ数
226ページ
判型
並製本 B6判
発売日
2008年8月20日
価格
定価1,650円(本体価格1,500円)

内容紹介

19年前、不慮の事故で「頸髄損傷による四肢まひ」という重度の障害を負った著者が、その絶望の淵からどのようにはい上がろうとしてきたか。多摩市、マニラ、ダバオ…と、自立生活に挑み続けたこれまでの道程を振り返る中で、一旦失いかけたヒューマニティ(人間性)をいかに回復していったか。その心の変容を、自身で問い直そうとした書。
1999年、単身フィリピンに渡り、以後フィリピン人介護者のケアを受けながら、現在もフィリピンでの一人暮らしを続けている著者が、口にくわえた割りばし一本でキーボードをたたき、記録と記憶を頼りに渾身の力をふりしぼって綴ってきた自叙伝である。タイトルにある「サラマッポ−Salamat po」とはタガログ語で、「ありがとうございます。」という意味である。「フィリピン」、支え続けてくれた家族や友人への感謝の気持ちを込めて『アイ!サラマッポ』というタイトルがつけられた。

もくじ

1958年 金沢市に生まれる。
1981年 金沢大学教育学部卒業。同年、金沢市内の小学校に就職。
1989年 不慮の事故により頸髄C4を損傷、「四肢機能全廃」の1級身体障害者となり翌年退職。

以後、病院や重度身体障害者療護施設を転々とする。

1995年 東京都多摩市にて、いわゆる障害者の「自立生活」に挑戦。
1997年 多摩市での生活を断念。金沢市内の療護施設に入所。
1998年 療護施設を退所。金沢市にて自立生活に再挑戦。
1999年 日本での自立生活を断念。3月、単身フィリピンに渡って以降、首都マニラにて、フィリピン人介護者のケアを受けながら4年間生活する。
2003年 ルソン島マニラから、ミンダナオ島ダバオ市に引っ越す。

NGO日本フィリピンボランティア協会(JPVA)と関わる。

2007年 マニラに戻り、現在2008年に至る。

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