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書籍紹介

にわとりになった特攻隊要員
-ある学徒兵の回想-
足立 道誠 著

ジャンル
エッセイ・ノンフィクション
ISBN
978-4-434-11991-0
ページ数
154ページ
判型
並製本 B6判
発売日
2008年7月26日
価格
定価990円(本体価格900円)

内容紹介

−読んだら変わるあなたの人生観、読んだら分かる今生きる幸せ−

終戦から63年が経過し、戦争を体験した人の数は年々減っていく。
国を守るため、家族を守るため幾多の若者が命をかけて戦場へと出て行った当時、学徒兵として特攻隊要員となった若き日の著者が満州で終戦を迎え、捕虜となってシベリアに抑留されて過酷な強制労働に明け暮れ、念願の帰国を果たすまでの4年間の壮絶な日々を綴った体験記である。
折々で詠まれる和歌から著者の心情があふれ出て、読み手の心を大きく揺り動かし、深い感動の渦に引き込んでゆく。戦争はすでに遠い昔のできごととなり、やがて人々の心の片隅からも消えていきつつある昨今、著者の貴重な体験を共有することで改めて私たちのこれからの生き方、さらには日本の進むべき道を考えさせてくれる。
老若男女を問わず是非一読してほしい一冊である。

もくじ

足立 道誠(アダチ ミチハル)
俳号 十石(ジュウセキ)
  1925年兵庫県出石町生まれ
  1944年天理外国語学校(現天理大学)支那語部第一科卒
     熊谷陸軍飛行学校前橋教育隊に特別操縦見習士官
     として入隊
  1945年満州第五航空軍(関東軍)へ転属
敗戦により捕虜となってシベリアに抑留(3年間)
  1948年復員帰郷
  1949年天理教布教師、教会長として布教に専念
  1991年教会長辞任
  現 在天理教河原町大教会役員

著 書:「山河有情」2001 
      句集「春の潮」2005
  句集「おやさとの四季」2007

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