著者について

松本 司(まつもと つかさ)

技術士 建設部門(河川、砂防及び海岸・海洋)

昭和30年
徳島県生まれ
昭和56年
愛媛大学大学院農学研究科卒業、和歌山県職員採用
平成6・7年
JICA長期派遣専門家(ホンジュラス国)
平成23年
環境生活部自然環境室長
平成25年
県土整備部道路建設課長
平成26年
西牟婁振興局建設部長(参事)
平成28年
退職

本書253ページ「著者プロフィール」より(一部の項目を省略しています)

この本が生まれるまで

著者が「神武」と「徐福」に関心を持ったのは、和歌山県の南紀熊野ジオパーク立ち上げのころでした。熊野が神武東征の経路になっていることから、大地との関わりがみつかるかと思って『古事記』を読んだのがきっかけだったと、「はじめに」に書いています(本書3ページ)。

古代からの人々の暮らし・歴史を考えると、日本列島そのものがジオパークといっていいと思う。

「あとがき」(本書228ページ)より

『記紀』に記された「天孫降臨」「神武東征」の神話と徐福伝説が関係づけられることは少ない。しかし、両者が関係していたとするとその神話での不自然なストーリーや古代史で疑問とされていることも説明できるのではないかと気づき、この本を書いた。

「あとがき」(本書229ページ)より

あとがきから

始皇帝の面前で渡海の話を切り出した徐巿の思いとはなにだったのか。徐巿がやってきた頃、日本列島には、きちんとした水田であり、そして、灌漑用の水路も整備されていた。中国の戦国時代末期を生きた徐福一行にとって、まさしくユートピアだったに違いない。徐福一行は、中国の戦国時代から使われていた武器で日本列島各地を侵略しようと思えば、簡単にできたはず。しかし、しなかった。日本の各地にある徐福伝説にはそのような話が全くないのである。徐福一行はネイティブと共に生きたのである。

松本 司(本書「あとがき」229〜230ページより)

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