Book Detail
救い
ある人々に起きた小さな奇蹟
内容紹介
将来の期待に胸を膨らませた大学生が、実社会で挫折する様を、「正義」、「友情」、「善良」、「恋愛」、「義侠心」、「親子の情」といった人間存在の基盤となる道徳的要素のすべてから冷たく見放されていく形で一旦素描し、その後ふたたび人間存在への懐疑から解き放たれ、失ったものを取り戻していく姿を、人間礼賛へと結びつけた壮大なスペクタル小説。
ごくありふれた一人の大学生が、実社会に出て職業を転々と変えていく過程で、人間にとって欠かせないあらゆる道徳的要素から見放され、孤独の内に虚しく一生を終えるものと諦めていたところ、ある兄妹との付き合いの中で、一つずつ失われた道徳的な感情を取り戻していく姿を、馬越哲学と結び合わせ、最後には自分にとってもっとも大切な人にもたらされる奇蹟を描いた一大感動巨編。
