溶出試験ハンドブック第4版

Handbook of Dissolution Testing — Fourth Edition

本邦初となる、溶出試験の日本語版実用書

溶出試験ハンドブック第4版

著者
Bryan Crist, Vivian Gray, Royal Hanson
監訳
大塚 誠、鈴木 豊史
翻訳
株式会社アイビック・リサーチ

USP、FDA、国際公定書の要件に関する最新情報から、試験法開発、特殊な剤形の試験方法、装置の適格性評価、自動化、異常データの処理まで。現代の溶出試験において知っておくべき情報を網羅し、集約した一冊です。

『溶出試験ハンドブック 第4版』の表紙

全体として、『溶出試験ハンドブック』第4版は、あらゆる溶出試験室にとって必携の書となっています。

Jennifer Dressman(Professor, Johann Wolfgang Goethe University Frankfurt am Main)本書「序文」より

Featuresこの本の特長

  1. 01溶出試験を系統的に解説した、日本語の実用書

    これまで、溶出試験の実務を系統的に解説した日本語の専門書はありませんでした。本書は、試験室の実務者、製薬業界の管理職者や研究者の方々の要望に応えて翻訳出版されたものです。

    新刊案内の内容紹介より
  2. 02日本薬局方の考え方と語彙に沿った翻訳

    日米欧三極薬局方検討会議および医薬品規制調和国際会議の合意事項、第十八改正日本薬局方に記載された考え方や専門語彙に従う方向で翻訳・編集されています。監訳は大塚 誠氏と鈴木 豊史氏。

    監訳者序文より
  3. 03実験室で実施できる詳しさ

    装置の適格性評価と予防保全、試験手順のバリデーション、実験室内・実験室間の変動を最小化する方法、溶出試験の自動化について、実験室で実施するために必要な詳細レベルで説明しています。溶出試験・予防保守・メソッド開発などのチェックリストも収録。

    序文・目次より
  4. 04第4版で新たに加わった章

    規格・規制ガイダンス、メソッドバリデーション、溶出試験室での適正製造規範(GMP)の章を新設。最終章は、異常データの取り扱いを含むGMPと、予期せぬ結果や失敗の根本原因を探る取り組みの二部構成です。

    はじめに(Royal Hanson・Vivian Gray)より
  5. 05各国の薬局方とガイダンスを、トピックごとに

    第5章では、USP・EP・JP・ChP などの薬局方のチャプターと規制ガイダンスを、メソッド開発、バリデーション、生物学的同等性とIVIVC、規格、装置の適格性評価といったトピックごとにまとめています。

    はじめに(Vivian Gray)・目次より
  6. 06参考文献と付録で、さらに深く

    数百ものトピックに関する詳細な参考文献を収録。溶出試験に関するリソースやウェブサイトを網羅した付録も備えています。

    新刊案内の内容紹介より

目次・各章の内容を見る →

For youこんな方に

  • 溶出試験室で日々の試験を担当する分析担当者・実験室化学者の方「日常業務において溶出試験法の改善や問題解決に役立つツールとして」(はじめに・Vivian Gray)
  • これから溶出試験に携わる方「この分野の初心者にとって非常に有用な溶出試験の概要から始まり」(序文)
  • 実験室管理・品質保証・製剤開発・データレビュー・監査や査察に携わる方「実験室管理、品質保証、計量学、製剤開発、データレビュー、文書作成、監査、査察に携わる全ての人々にとって」(はじめに・Bryan Crist)
  • 製薬業界の管理職者・研究者の方「試験室の実務者、製薬業界の管理職者や研究者の方々からの強い要望に応え」(新刊案内の内容紹介)

History1982年から受け継がれてきたハンドブック

『溶出試験ハンドブック』は、溶出試験分野の先駆者 William A. Hanson 博士が1982年に執筆したハンドブックです。第3版は Royal Hanson と Vivian Gray が改訂し、第4版では Bryan Crist が加わりました。3人は3年にわたって本書全体を精査しています。

  1. 1970年米国薬局方(USP)が最初の溶出試験法(回転バスケット法)を公式に採用
  2. 1982年William A. Hanson 博士が『Handbook of Dissolution Testing』初版を執筆
  3. 1991年第2版
  4. 2004年第3版(Royal Hanson、Vivian Gray による改訂)
  5. 2024年第4版(Bryan Crist、Vivian Gray、Royal Hanson)
  6. 2026年日本語版『溶出試験ハンドブック 第4版』刊行

Hanson 博士の『溶出試験ハンドブック』との最初の出会いは、1985年に大手製薬メーカーの品質管理部門で実験室化学者として働き始めた時でした。実験手順、GMP、分析機器、試験方法論の基礎を学んだ後、溶出試験室に配属されました。当初は気が重かったのですが、実験室長が初版の手引書を私に渡して「読んでみろ」と勧めてくれました。この本は私の目を開かせました。

Bryan Crist(本書「はじめに」より)

著者・監訳者について →

Data書誌情報

書名
溶出試験ハンドブック 第4版
原書
Handbook of Dissolution Testing, Fourth Edition, Revised(Dissolution Technologies, 2024)
著者
Bryan Crist, Vivian Gray, Royal Hanson
監訳
大塚 誠、鈴木 豊史
翻訳
株式会社アイビック・リサーチ
判型・ページ数
上製本・A5判・308ページ
定価
11,000円(本体10,000円+税)
発売日
2026年6月12日
ISBN
978-4-86741-468-2
発行
ブイツーソリューション