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Book Detail

無のなかの宇宙と時間

無のなかの有とは? 今、この瞬間の現在とは? 魂(心)の役割とは?

谷原 紘一

ジャンル
思想・哲学
発売日
2026年11月16日(発売予定)
ISBN
978-4-86741-504-7(ISBN-10:4867415049/ISBN-13:9784867415047)
定価
550円(本体500円+税)
判型
B6 / 128ページ
POD価格
1,375円(本体1,250円+税)
分類コード
0010
発行
株式会社ブイツーソリューション

内容紹介

実数または純虚数の3次元ベクトル座標で表される空間をそれぞれ実空間と虚空間としたとき、実空間からなる実宇宙(我々の宇宙)と虚空間からなる虚宇宙には同じ数理法則が適用可能であると仮定する。この条件下で、実宇宙と虚宇宙に素粒子レベルでそれぞれ物質と反物質が背中合わせで表裏対称に分布している宇宙(共役実虚宇宙)と、この共役実虚宇宙が時間軸方向に隙間なく積層した、実世界(我々の世界)と虚世界からなる共役実虚世界は、それぞれ物理的に何もない無とみなしてよいことがわかった。すなわち、宇宙は無のなかに実在することになるので、我々の宇宙の事象と空間が何もない無から創生されていても容認できるといえる。 共役実虚宇宙仮説は、負のエネルギー粒子や、電荷、色荷などの属性が素粒子とは真反対の反粒子の存在を予見したディラック理論と、いくつかの素粒子が予見通りの属性をもつ反粒子として観測・生成されている事実から、反証可能といえる。また、両世界共通の時間については、1プランク時間が最小時間単位として実在するとみなされることから、知的生命体の思考機能を発現させる魂(心)を導入することにより、1プランク時間が客観的現在として実在し、時間論において過去・現在・未来を明確に区別できることがわかった。 さらに、共役実虚世界仮説のもとで、量子論におけるコペンハーゲン解釈と多世界解釈における難点の解消や、我々の宇宙が物質優勢である原因、暗黒物質や暗黒エネルギーの起源等の解釈について一石を投じた。また、我々の運命は自由意志に指向された確率的決定論の性格をもつ可能性のあることを示唆し、共役実虚世界仮説に基づくひとつの死生観を提起した。

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