Book Detail
親鸞思想の研究
唯識思想との関係性をめぐって
内容紹介
自力の行が他力の行に転ずると説く親鸞の「転成思想」は、迷いの世界を現象させる根拠であるアーラヤ識に仏の教えが染み込むとき、その力がアーラヤ識を浄土を現し出す根拠へと転ずると説く唯識説の「聞薫習」による「転依」の教説を想わせた。その共通性が花栄氏には大変興味深く思われた。親鸞の「称名念仏」の意味を唯識説の「聞熏習」の教説を参考にして考察したいというのが、花栄氏の本書著作の動機となっている。
「序言」より
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