- ジャンル
- 小説
- ISBN
- 978-4-86741-451-4
- ページ数
- 216ページ
- 判型
- 並製本 B6判
- 発売日
- 2026年4月1日
- 価格
- 定価1,100円(本体価格1,000円)
- 分類コード
- 0093
秀鷹
大関増裕と黒羽藩の栄光
大政を奉還して、いずれ徳川幕府は瓦解しよう――
消えゆく幕府に身を殉ずるのが武士か――
我が心、我が身を何処に定めるべきか――
幕末の文久元年、北関東の小藩・黒羽藩に一人の新たな藩主が誕生した。大関増裕、彼は勝海舟に私淑し薫陶を受けた若者だった。
「現状では外国と戦っても勝てない。国を挙げて軍備を整えること、特に海軍力を強化すること。その為には国勢を統一して、国内の財力と人材を集めなければいけない――それが勝海舟が増裕に説いた教えだった。
勝の影響で西洋式の銃砲術や軍学に通じていた増裕は、やがて勝らと共に江戸幕府の軍制改革の中心人物となる。そして幕府の要職を歴任し、外様藩主として初の若年寄となる出世を遂げた。
さらに領地黒羽でも、山々の樹を伐採してで資金を作り最新式の大砲や小銃を調達。同時に身分に関わらず人を集め、訓練して近代的な軍備を組織する。
しかし時代は、日本を二分する戊辰戦争の時代を迎えようとしていた。
このとき黒羽にも、一発の銃声が鳴り響く……。
新しい国創りの為にこの身を捧げるのは素よりのこと――
我が領民を苦しみに落とし込むわけには参らぬ――
やがて新政府が会津藩征伐乗り出すと、新政府軍の中に一際優れた装備と練度を持つ一隊がいた。
激動の時代に未来を見据え続けた、小藩と若き藩主の物語。
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