Book Detail
中国のエネルギー転換による環境保全分析
-学際研究による大気汚染(PM2.5)の改善効果-
内容紹介
中国は高度経済成長を達成する一方、化石燃料の消費増加による硫黄酸化物等の排出量が増大し、これらに起因する大気汚染問題に直面している。なかでも微小粒子状物質(PM2.5)による大気汚染は、視程障害や心肺疾患の増悪をもたらし、日本への越境移動が疑われることから国際的な社会問題となっている。そこで本書は、中国の大気汚染(PM2.5)の改善を念頭に、石炭に偏重している中国のエネルギー消費構造を見直し、エネルギー転換および産業構造変化に伴う環境負荷の削減効果を計量し、PM2.5濃度の低減効果を分析することを目的とする。日本と中国の国際協調に感謝し、学際的な共同調査研究をもとに発刊となった本書が社会に役立つことを切に希望するものである。
