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書籍紹介

大きな空の下の、ちいさな なかまたち。〜自然と子どもに学ぶ、「自由教育」〜

土井 三恵子 著

ジャンル
エッセイ・ノンフィクション
ISBN
978-4-434-36747-2
ページ数
144ページ
判型
上製本 A5判
発売日
2025年11月21日
価格
定価2,090円(本体価格1,900円)
分類コード
0037

内容紹介

横浜市北部に広くのこる里山。季節の移り変わりを心とからだいっぱいに感じて、「いのち」を輝かせるように育ち合う子どもたち。たとえ都会の近くでも、土と緑となかまとたっぷり遊び込めば、子どもたちは「自ら育ちゆく力」を存分に発揮できる。小さなささやきや戸惑い、クスっと笑ってしまうような9つのエピソードを、喜怒哀楽あふれる写真の数々と、筆者の自由教育への想いも交えて贈る、「森のようちえん」のフォト・エッセイ。子どもたちの心の機微と、見守る大人のまなざしに、心揺さぶられる一冊。
「森のようちえん」の教育効果は注目されていますが、暮らしを重ねる中で結果として育っていく姿をたっぷり紹介。「ひとりで子育てしないで/子育てはシンプルで/おたがいさま/短所は見方を変えれば長所になる/自由は放任ではない」など、多くの母親たちを笑顔にし、子育てを少しらくにしてきたキーワードも解説。子育て中の方、保育にかかわる方、すべての大人に、四季折々のできごととともに、子どもたちの「力」をお伝えします。

《推薦いただきました》
■ケンカしてもいい、おしっこ漏らしてもいい、座りこんでダダをこねてもいい。
自然のなかでたっぷり遊ぶ時間が、自分を表現する術も、他者を思いやる心も、話し合いで解決する力も、育んでくれる。ファシリテーターとして「話し合いで解決する力」を育むために、あらゆることをしてきましたが、子ども時代に、たっぷりと自然のなかで遊ぶことが、一番効果的な気がします。この本を心より推薦します。
(青木将幸氏 ファシリテーター・軽井沢風越学園評議員)

■子どもは自然の存在。育ちのプロセスもさまざま。
いつおとずれるかわからない育ちの瞬間を見逃さないのは、コロコロと変化する子どもの喜怒哀楽に寄り添いながら、急かさず、どーんと構えて待つからこそ。子どもの内から発せられる小さくて大きい声に耳を傾け、誠実に応えようとする大人がいるから、子どもは自ら育つ力を発揮することができる。そんな保育が、ここにあります。
(菅野幸恵氏 青山学院大学コミュニティ人間科学部教授・発達心理学)

◎「森のようちえん」とは、北欧発祥の欧州でさかんな幼児教育のひとつで、子どもの主体性を大切に五感を使った体験を重んじています。

もくじ

土井三恵子(どい みえこ)
NPO法人青空保育ぺんぺんぐさ 理事・共同代表・保育士。
企業広告制作に携わった後、10年の北海道での農的暮らしと2人の出産を経て、療育センターや里山保育を行う保育所等を約9年経験。2012年横浜市青葉区に青空保育ぺんぺんぐさを設立。奇跡的に広く残る里山地帯で、四季折々を心と体いっぱいに感じ、自然に抱かれ自然とともに暮らすような保育を実践。とくにザリガニ探しにおいては子どもたちの尊敬の的、大人たちからも頼りにされる存在。横浜国立大学教育学部卒。資格は、保育士、幼稚園教諭免許、小学校教員免許、中学・高等学校理科教員免許。共著『つながりの子育て』理工図書。

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