Book Detail
日本絹産業発展の歴史
富岡製糸場がもたらした栄光の道
内容紹介
明治政府によって創設された官営富岡製糸場は、当時の世界の繊維産業界に大きな影響をもたらしました。それは、明治5年と言う未明の時代に操業を開始したこの製糸場が生産し、欧米に向けて輸出された日本産シルクの品質が極めて良かったからであります。そしてその操業は財閥に払い下げられ民営化された後にあっても、また、第二次世界大戦中や戦後の混乱期にあっても休むことなく続けられ、この富岡製糸場はその時代の日本の貿易収支を支える大きな存在として、その役割を長期に亘って担い続けたのであります。
そして本書は、そのような製糸場の操業を通じ、当時の繊維産業界が歩んで来たところの苦難の道のりと共に、それを支え続けた工女たちの労働の実態とその活躍ぶりを明らかにするものであります。
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