本の紹介
どんな本?
本書は、A5判・28ページの縦書きの小冊子です。全宇宙が収縮し、大大爆発によって新しい世界が始まるところから、恒星と元素の誕生、地球と生命の誕生、海から陸への進化、山や川や地震といった地球の営み、そして人類の誕生までを、短い文を重ねてたどっていきます。
そのうえで著者は、宇宙と神と悪魔は一体であると説きます。続く「補足、注」では、その考えを「宇宙神悪魔一体教」と名づけ、学ぶこと・働くことや全宇宙の広がりなどについて書き留めています。
章立て
本書の各章には題がありません。下の見出しと説明は、本文の内容をこのサイトで要約したものです。
- 第一章2〜5ページ宇宙の収縮と大大爆発大昔、全宇宙は収縮し、全宇宙の物質とエネルギーが集まった、とてつもなく密度の高い一つの物質となった。最も重い素粒子がつぶれてエネルギーとなることが繰り返され、エネルギー体が大きくなりすぎると大大爆発が起こり、新しい世界が始まる——という宇宙のはじまりの姿が描かれます。
- 第二章6〜7ページ恒星の光と元素極超高温の世界で素粒子やプロトン、電子が生まれ、温度が下がると水素原子に。水素が集まって恒星となり、核融合の光で世界は明るくなります。恒星は、炭素や窒素からカルシウム、鉄まで、生命に必要な物質を創っていきます。著者はここで、巨大恒星を「造物主」と呼んでいます。
- 第三章8〜9ページ地球と生命の誕生何世代目かの恒星から太陽系、太陽、地球ができ、長い年月を経て有機物やアミノ酸、タンパク質、そして単細胞生物、多細胞生物が生まれます。大自然もまた「造物主」であるとしています。
- 第四章10〜11ページ海から陸へ多細胞生物は魚となり、分裂して増えていた生物は受精や産卵をするように。魚のあるものは陸に上がり、エラ呼吸から肺呼吸へと変わります。生物の呼吸と植物の光合成で酸素と二酸化炭素がめぐる「バランス」にも触れています。
- 第五章12ページ山ができる地下のマントル対流がプレートを押し曲げ、また火山の溶岩が積み重なって、山ができます。
- 第六章13ページ森と川山の森に降った雨は地下水や川の源流となり、雪解け水も集まって川となって、海へと流れます。
- 第七章14ページ地震プレートの境目にたまった歪みを解消しようと活断層がずれ動き、地震となります。
- 第八章15〜16ページ人類の誕生両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類へ、さらに猿を経てホモサピエンスへ。著者はそれを「大自然のチカラ、宇宙のチカラ」と記します。
- 第九章17〜19ページ恐竜の絶滅と人類の行く末隕石による気候変動で恐竜が絶滅したことは「宇宙、神、悪魔の働き」と言えるかもしれないとして、人類の行く末に思いをめぐらせます。
- 第十章20〜21ページ宇宙・神・悪魔の一体宇宙は宇宙生命霊で、人類はみなつながっている。宇宙と神と悪魔は一体であり、宇宙は全知全能で、その宇宙が「大善」である——と著者は説きます。
- 補足、注22〜27ページ宇宙神悪魔一体教本書の考えを「宇宙神悪魔一体教」と名づけ、自然界の営み、考えること・学ぶこと・働くこと、酒と自制心、銀河や銀河団、超銀河団からなる全宇宙の広がりなどについて書き留めています。最後は「争うな。」の一言と、世界平和への願いで結ばれます。
試し読み(第一章より)
大昔、大昔の、また、その大昔のこと、
全宇宙は、収縮していった。
光も出られない、ものすごい重力の物質が融合していった。
そして、全宇宙の物質、エネルギーが集まった、
一つのものすごい重力の物質となった。
それは、密度がとてつもなく高かった。(中略)
やがて、エネルギー体が大きくなりすぎ、多くの素粒子の層の厚みが足りなくなると、大大爆発を起こし、
それが、新しい世界の始まりとなり、
宇宙は、広がり続けていく。
(本書 2ページ・4〜5ページより)
本文から
水素が集まり、恒星となった。
その核融合の光により、世界は明るくなった。第二章より・6ページ
エラ呼吸から肺呼吸に変わった。
大気には酸素がある。
酸素は、生物の呼吸に使われ二酸化炭素になる。
植物の光合成により、二酸化炭素が酸素になり、
生物の呼吸で使う。
持続可能となる。
バランス。第四章より・11ページ
さらに、長い年を経て、ホモサピエンス、人類に進化した。
大自然のチカラ、宇宙のチカラである。第八章より・15〜16ページ
続きは本書でお読みください。