本の紹介

内容紹介

本書は2018年発行の『シニア向けマンションに暮らしてみて』の続編です。

年齢を重ねると共に、誰しも健康上の不安が高まりますが、シニア向けマンションは、そのデメリットを打ち消すような経験豊富な人達の宝庫です。

本書の大きな魅力の1つは、著者が「師匠」と呼ぶ様々な人々との出会いです。
投資や経済の知識、健康管理の知恵、さらには心の持ちようまで、人生の経験を積んだ師匠たちからの学びが、主人公の人生を大きく変えます。

恥をかくことを恐れず新しい何かを求め、何かを吸収し続ける。

それはまさに、読者の実生活に役立つ「生きた知恵」を与えてくれるのです。

人生100年時代、徐々に終活が気になり始めますが、70代はまだまだ前夜祭で「イブイブ終活」、80代で「イブ終活」、90代でやっと「終活」でしょう。

本書では、転ばぬ先の杖として実際の施設を見学し、有料老人ホームにも「住宅型」や「介護付」などの違いがあることを紹介します。

また、積極的にいろいろなセミナーに参加して、認知症や介護、家族信託、遺言、相続などの終活を学び、自分なりに「高齢者」ではなく「幸齢者」として輝くためにあがいている人物のドキュメンタリーです。

是非、参考になさって下さい。

本書の構成

「はじめに」と「おわりに」のあいだに、3つの章、全71項目の文章が収められています。

第1章本書9〜103ページ・42項目

シニア向けマンションの悲喜こもごも

仕事を卒業し、シニア向けマンションでの暮らしを本格的に楽しみ始めた著者の毎日です。レストランの食事と天然温泉の大浴場、ラジオ体操やサークル活動、のど自慢や音楽祭。認知症への不安や遺影撮影、消防訓練、終活セミナー、初めての管理運営委員。仕事の卒業をきっかけに始めた俳句は、毎月の句会での失敗と学びを、師匠の添削とともに紹介します。麻雀、写真、白内障の手術、スマホの講習会まで。

  • 食事と大浴場
  • 毎月の句会と添削
  • 遺影撮影
  • 認知症の症状
  • 白内障手術レポート
  • スマホとSNS

第1章のもくじを見る

第2章本書105〜156ページ・19項目

転ばぬ先の杖「終の棲家」探し

「もしも寝たきりになったら」「もしも認知症になったら」。介護が必要になったときの住まいを考え始めた著者は、有料老人ホームなどの施設を次々に見学します。「住宅型」と「介護付き」の違い、費用、食事やレクリエーション、見学で知り合った人たちの選択。要支援・要介護の段階やマンションで受けられるサポート、司法書士の相談会で聞いた遺言書と家族信託、認知症サポーター養成講座、相続セミナー、相続税の試算まで、終活の知識をまとめています。

  • 有料老人ホームの見学
  • 要支援・要介護とは
  • 後悔しない老人ホーム選び
  • 遺言書と家族信託
  • 相続セミナー・相続税

見学した施設の入居金や月会費については、必ずご自身でご確認下さい。どこも値上げの波が来ているようです。

「おわりに」より(本書175ページ)

第2章のもくじを見る

第3章本書157〜173ページ・8項目

社会と繋がる情報を楽しむ

仕事をリタイアしたあとの「幸せなセカンドライフ」の条件。役に立つ情報をメールで届けてくれる「情報の師匠」、投資の本を貸してくれた「投資の師匠」と新NISA。話題の映画『国宝』、情報の師匠がAIで文字起こしして送ってくれた高齢者向けの体操、血液サラサラの薬。最後の「『幸齢者』」の項では、書名にもある「幸齢者」という言葉が登場します。

  • 幸せなセカンドライフ
  • 情報の師匠・投資の師匠
  • 新NISA
  • 映画『国宝』
  • 『幸齢者』

第3章のもくじを見る

試し読み

本書の「はじめに」から(本書6〜7ページ)。

1.はじめに

[前略]

「まだ次の本は出さないの?」「楽しみにしてるからね」

――会うたびにそう声をかけてくださる90歳を超えるご婦人には、私はいつも「いまだ構想中です!」「構想だけで終わってしまうかもしれませんが……」と、煙に巻いてきました。週3日の仕事を終えたら本格的に執筆時間が取れる、もう少し暖かくなったら……などと、いろいろ自分に言い訳をしてきたのですが、そろそろ「約束破り」になってしまいそうです。

さらに、健康年齢の平均を超えた頃から、老化の波は容赦なく押し寄せます。体力の衰え、腰の痛み、目のかすみ、そして気づかない程度ながら耳も少し遠くなっている気がします。周囲の人たちも、そろそろ終活が気になり始めているようです。

面白いことに、終活に関心を持つのは70歳以上と、20代の若者たちの「ネオ終活」と二極化しているそうです。人生100年時代、70代は「イブイブ終活」、80代は「イブ終活」、そして90代になってようやく「終活」というわけです。終活までのセカンドライフをどう楽しむかで、人生の幸福度は大きく変わるでしょう。だからこそ、少しずつ書き溜めたものを整理しようと思います。幸いなことに、シニア向けマンションは間違いなく経験豊富な人達の宝庫です。学ぶべきことや人生の道標となる事柄が溢れ、実に充実しています。

[中略]

激動の時代だからこそ、「人生100年時代」の後半戦をどう生きるかは、私たちにとって切実かつ重要なテーマです。

あなたは、どのように過ごしたいですか?

もくじ

本書の目次のとおりです。数字は項目の番号と、本書のページです。

  1. 1はじめに6

第1章シニア向けマンションの悲喜こもごも

  1. 2再デビュー:食事と大浴場11
  2. 3イベントあれこれ13
  3. 4「歌う会」と「民謡の会」16
  4. 52024年イベント週間18
  5. 6認知症の症状21
  6. 7菖蒲湯24
  7. 8約束が間に合わなくて25
  8. 9バスツアー26
  9. 10タワーリング・インフェルノ28
  10. 11遺影撮影29
  11. 12消防訓練31
  12. 13終活セミナー33
  13. 14認知症と不動産35
  14. 15認知症と決めつけないで!36
  15. 16シニアマンションの宿命か?37
  16. 17初めての管理運営委員39
  17. 18新たに始めたこと43
  18. 19初めての句会45
  19. 20年末の俳句の会47
  20. 21初めて選句された50
  21. 222月の句会52
  22. 233月の句会53
  23. 244月の句会56
  24. 255月の句会58
  25. 266月の句会60
  26. 277月の句会61
  27. 288月の句会64
  28. 299月の句会66
  29. 3010月の句会69
  30. 3111月の句会71
  31. 32麻雀73
  32. 33ボケ始めたか?76
  33. 34公園の写真展77
  34. 35桜の写真79
  35. 36緑内障? 白内障?85
  36. 37白内障手術レポート(右目編)87
  37. 38白内障手術レポート(左目編)89
  38. 39SNSってなに?92
  39. 40『スマホ達人』94
  40. 41映画館でオペラ96
  41. 422025年イベント週間:歌う音楽祭97
  42. 43年末のイベント100

第2章転ばぬ先の杖「終の棲家」探し

  1. 44介護の不安107
  2. 45ランキング1位の施設108
  3. 46自然は癒やしか111
  4. 47施設選びのタイミング114
  5. 48シニアサポート116
  6. 49終の棲家探し118
  7. 50要支援・要介護とは121
  8. 51後悔しない老人ホーム選び123
  9. 52近くの施設126
  10. 53終の棲家探しは続く127
  11. 54いつまで住めるか131
  12. 55司法書士 個別相談会<遺言書>135
  13. 56認知症と家族信託138
  14. 57認知症サポーター140
  15. 58相続セミナー143
  16. 59新しい施設見学146
  17. 60入居施設見学148
  18. 61別施設見学150
  19. 62相続税153

第3章社会と繋がる情報を楽しむ

  1. 63幸せなセカンドライフを手に入れるには159
  2. 64情報の師匠161
  3. 65投資の師匠163
  4. 66新NISA & プラチナNISA165
  5. 67映画『国宝』167
  6. 68AIと高齢者体操168
  7. 69血液サラサラの薬169
  8. 70『幸齢者』172
  1. 71おわりに174

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