Book Detail
レクイエム東日本大震災II 津波の痕跡物語
Destiny と Fate
内容紹介
以前イギリスに旅行した時、ロンドンの中学校で絵画を教えている先生と偶然出会い、運命について話す機会があった。運命にはDestiny とFateがあり、Destinyは天から与えられた運命で、こうなればこうなるとある程度先が読めるもの。一方、Fate(フェイト)は「出会い」であり、「発見」であり、自分が創っていく運命。DestinyとFateの二つを合わせてその人の運命になるというお話を聞いた。
今回この本でご紹介する津波の痕跡は、東日本大震災というDestinyの中での新発見とも言うべきもので、私にとっては大きなFate(出会い)だった。津波による破壊の惨状の中に秘められていた不思議、何故こういうことが起きるのか、それをどう考えるか、問いかけられているように感じた。これは私の世界を広げ、人生の大きなターニングポイントとなった。それは又、大震災当時を振り返る一つの新しい視点ともなった。
今までの人生を振り返ってみて、大きなターニングポイントにはFateが存在していた。
その意味で、Fateは運命を切り拓いていく源泉と言える。今後AIが巾を利かせる世の中で、人間ならではの経験、感動、新しい視点、そういうものがあることを事例で紹介しました。それは一口で言えば、Fate(出会い)で、いつもと一歩違った新しい行動をトライすることで得られると思っています。これらが何かのご参考になれば幸いです。
2026年 秋 吉田冬樹
